急性骨髄性白血病の抗がん剤で起こる副作用
2026/02/12
急性骨髄性白血病で抗がん剤治療を受けることになりましたが、どのような副作用が起こる可能性があるか教えてください。
この質問への回答
自治医科大学附属さいたま医療センター
吉村一樹
急性骨髄性白血病の抗がん剤治療(化学療法)では、さまざまな副作用が起こる可能性があります。これは抗がん剤が白血病細胞だけでなく、正常な細胞にも影響を与えるためです。
最も注意が必要なのは骨髄抑制です。白血球・赤血球・血小板が減少し、感染症にかかりやすくなったり、貧血による倦怠感、出血しやすくなるといった症状が現れます。特に白血球が減少する時期は感染予防が重要で、無菌室での管理が必要になることもあります。
消化器症状として、吐き気・嘔吐、下痢、口内炎などがみられることがあります。口内炎を予防するため、口腔ケアをしっかり行うことが大切です。
脱毛も多くの患者さんに起こる副作用です。治療終了後には再び生えることが多いです。
その他、肝機能や腎機能への影響、心臓への負担(特にアントラサイクリン系薬剤使用時)、アレルギー反応などが起こる場合もあります。また、長期的に、二次がんや妊孕性(妊娠する力)への影響について事前に説明を受けることが大切です。
医療スタッフは、こうした副作用を予防・軽減するため、制吐剤や抗生剤の使用、輸血などで対応します。副作用の程度は個人差が大きいため、気になる症状があれば早めに相談してください。

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