小児がんと大人のがん治療の違いは?
2026/02/09
子どもががんと診断されましたが、大人のがん治療とどのような違いがあるのか教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
小児がんは、大人のがんとは種類や治療の考え方、子どもの体の特性などが大きく異なります。
小児に多いのは白血病、脳腫瘍、神経芽腫、リンパ腫、腎芽腫などで、成人に多い胃がんや肺がんのような上皮性がん(臓器の表面を覆う細胞から発生するがん)とはタイプが異なり、血液や神経などの組織から発生するがんが多いことが特徴です。
治療では、抗がん剤治療(化学療法)や放射線療法に対する反応が良いことが多く、手術と組み合わせた集学的治療が行われます。日本では小児がん全体の5年生存率は約80%と高い水準にあります。
一方で、子どもの体は成長の途中にあるため、治療による成長や発達への影響を最小限に抑える工夫が必要です。また、治療後に時間をおいて現れる晩期合併症(成長障害、心臓や肺などの臓器機能への影響、内分泌障害、不妊、二次がんなど)がみられることがあり、長期的なフォローアップが欠かせません。そのため小児がん治療は、小児がん専門施設で、小児科医、外科医、看護師、心理士などの多職種が連携して行われます。
お子さんの成長と将来を見据えた治療計画が立てられますので、疑問や不安があれば医療スタッフに遠慮なく相談してください。

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