高血圧と診断されたらずっと薬を飲まなければいけない?
血圧が、上が180~150mmHg、下が100mmHg前後と高めです。最近、頭痛がするようになったのは血圧のせいでしょうか? 病院にはまだ行っていません。高血圧と診断されたら、ずっと血圧の薬を飲むことになると聞くので迷っています。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
高血圧とされるのは、収縮期血圧(上の血圧)/拡張期血圧(下の血圧)が、医療機関での測定値で140/90mmHg以上、家庭での測定値で135/85mmHg以上となる場合です。
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかるため、心臓や脳などさまざまな臓器に障害をきたすことがあります。ご相談者の場合、180/100mmHg前後という数値はⅡ度〜Ⅲ度高血圧にあたり、さらに頭痛がみられる様子ですので、早めに内科や循環器内科を受診されるとよいでしょう。
なお、高血圧自体は無症状のことが多いものの、血圧が急上昇した場合などには頭痛が出ることがあります。
服薬については、生活習慣を改善することで血圧の低下が期待できますが、薬による治療開始の判断は血圧の程度と心血管リスク(年齢、性別、脂質異常、喫煙、脳心血管病の既往など)の有無を合わせて行います。
高血圧治療のガイドラインでは、Ⅰ度高血圧(140–159/90–99)とⅡ度(160–179/100–109)はリスクに応じて生活習慣改善および薬物療法(1カ月生活習慣改善に取り組み、十分な降圧が見られない場合に薬物治療を開始)、Ⅲ度(180/110以上)は生活習慣改善とともに、速やかな薬物治療を開始することが推奨されています。
薬物治療が開始される場合は、少量の降圧薬から始め、数値や体調をみながら調整していくのが一般的です。降圧目標が安定して達成できれば、減薬や休薬が検討されることもあります。
運動をする場合は、頭痛などの症状があるときには、ジョギングなどの強度の高い運動は避け、体調をみながらウォーキングなどの軽めの運動にすると安全です。

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