ブリッジ、部分入れ歯、インプラントで迷っている

女性/50代
2025/11/14

奥歯が1本抜けてしまい、ブリッジか、部分入れ歯か、インプラントにするか迷っています。それぞれの特徴を教えてください。

この質問への回答

みんなの家庭の医学メディカルチーム

抜歯などで歯が1本欠損した場合の治療の選択肢は、ブリッジ、部分入れ歯、インプラントとなりますが、保険の対象となるのはブリッジと部分入れ歯です。一般的に、それぞれ次のような特徴があります。


ブリッジは安定感があり、自分の歯のように噛むことができます。デメリットとして考えられるのは、両隣の歯が健康でも支台として削る必要があり、将来的にその歯の寿命に影響する可能性があります。


部分入れ歯は、健康な両隣の歯を削る必要はないというメリットがあります。ただ、保険でつくれる入れ歯は、固定する金具が金属で目立つ、個人差はあるものの違和感がある、毎日取り外して洗浄し水につけるなどの手間がかかるなどのデメリットがあげられます。

また入れ歯が合わない場合、痛みや咀嚼障害が生じることがあり、調整が必要となります。


インプラントの場合、残っている歯を削るなどの負担はありません。また、自分の歯のような感覚で歯ごたえがあるものをしっかり噛むことができ、入れ歯のように取り外しする必要もありません。ただ、インプラントを入れたい場所の骨量が不足している場合は、骨造成などの前処置が必要になることがあります。また、保険適用外で費用の負担が大きいというデメリットがあります(医療費控除の対象になる可能性あり)。


それぞれのメリット・デメリットをよく理解したうえで、まず自身で希望の治療法を選択し、意向をそのまま歯科医師に伝えることをおすすめします。疑問や不安に思うこと、治療を受けるメリットやリスクなどについて、歯科医によく相談されるとよいでしょう。


Xで送る
LINEで送る
Facebookで送る
URLをコピー
みんなの家庭の医学 アプリイメージ
アプリでも

みんなの家庭の医学

歩数ゲームやデイリーアドバイス、無料健康相談が利用可能

QRコード

※ご所属先が本サービスを契約いただいている場合のみご利用いただけます。