子どもの鼻水。受診の目安は?

2025/10/06
2歳になる子どもが、透明で水のような鼻水を出していてつらそうです。受診したほうがよいのでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
鼻水が出る場合、鼻水のタイプによって原因や対処法が異なります。一般的に、サラサラとした水様性の鼻水は、風邪による急性鼻炎またはアレルギー性鼻炎でよく見られます。また、透明でも粘り気のある鼻水は、風邪のほか、長引く場合は慢性鼻炎や慢性副鼻腔炎の可能性もあります。
鼻水から異臭がする、黄色や緑色のどろりとした鼻水が出る、透明で粘り気のある鼻水が出る、鼻水が止まらず睡眠や食事に支障が生じているような場合は、受診の目安となります。
症状が続き、元気がなかったり、食事の量が減ったりしている場合は、かかりつけの小児科、あるいは近くの耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。
一般的な子どもの鼻水の対処法は、鼻がつまっているようなら、部屋を乾燥させないよう加湿器などを使用することをおすすめします。鼻がつまって苦しそうなときは、蒸しタオルを鼻にあてたり、お風呂で温めてあげるとよいでしょう。自分で鼻をかめない子どもは、鼻水をスポイトや吸い取り器で吸引する方法もあります。鼻水が鼻の入り口近くにあるときは、綿棒でそっととり、鼻水が固まっているときには、無理にとることは避けましょう。


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