もやもや病と診断。仕事と治療が両立できるか不安
半年ほど前から、物忘れがひどくなり、言葉出てこないなどの症状が起こるようになって、仕事でもミスを連発するようになりました。脳神経外科を受診したところ「もやもや病」との診断を受けました。日常生活はともかく、仕事面ではこれまでと同じようにすることができず困難を感じています。治療と両立しながら仕事を続けることは難しいでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
もやもや病(ウィリス動脈輪閉塞症)は、人口10万人あたり6~10人程度の患者さんがいると考えられており、原因不明の疾患で国の難病にも指定されています。
この病気は、脳の深い部分の主要な血管が徐々に細くなり、特に脳の血管が輪のようにつながった「ウィリス動脈輪」をつくる内頸動脈の終わりの部分が狭くなることで血流が不足します。その不足を補うために脳は新しい血管をつくり出しますが、これらの血管が画像上で「もやもや」と見えることから、この病名が付いたと言われています。
脳の血流不足や脳出血により、さまざまな症状が生じます。症状の出方や重さは個人差があるため、日常生活や就労への影響、必要な対応は、ひとり一人の状態に合わせて考える必要があります。
まずは、現在の健康状態と就労による負担の程度について主治医によく相談したうえで、職場の上司や産業保健スタッフなどと、どのような業務や働き方であれば体調に支障なく続けられるかを具体的に話し合うと良いでしょう。
昨今「治療と仕事の両立支援」に取り組むことが企業にとっても必要であるという考え方が広がってきています。
2026年4月1日から、企業にとって「治療と仕事の両立支援」が法制上の努力義務となりますので、こうした背景も踏まえたうえで相談しやすくなることが期待されています。

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