ピロリ菌を除菌したのに陽性判定が…。再感染したの?

2025/06/07
以前、ピロリ菌の除菌治療をしたにもかかわらず、健康診断で「陽性」と判定されました。またピロリ菌に感染したということでしょうか?
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
抗ヘリコバクターピロリ抗体検査は、ピロリ菌に感染しているかどうかを判定するために行われます。陽性になるのは、ピロリ菌の感染者や、過去にピロリ菌に感染したことがある場合に多いのですが、除菌に成功した場合でも陽性になることがあります。これは、除菌に成功しても、抗体値が陰性になるためには年単位の時間を要することが多く、除菌後、長期間が経過しても血清抗体価が下がらず、陽性として持続するケースも多いためです。
また、除菌成功後に再感染する確率は、日本の成人においては、年間1%未満と報告されています。
検査結果をどう判断するか、ほかの方法での検査の必要性について、まずは、かかりつけ医もしくはお近くの消化器内科へ相談されることをおすすめします。


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